「僕が死んだら、あそこ(庭)に埋めて欲しい。」
お風呂から上がるなり、身体を拭きもせずに
(いつもの事)、私と夫にそう切り出した息子。
子供の発言は、いつだって唐突で、こっちに心の準備をさせてくれないですよね。
子供の死が一瞬でも頭をよぎる事が、どれだけ親をドキッとさせると思ってんだこの野郎!!!泣
ドキドキしたまま訳を聞くと、
息子)
「だって、もし、生きていたら、コンクリートのお墓の中だと出てこれないし、土だとかきわけかき分けて出てこれるでしょ?」
私)「・・・・あ・・うん、そうだね。」
息子)
「だから、お顔には土あんまり被せないでね。苦しいから。」
私)「・・・・・・それ、生きてんな。」
【科捜研の女】や、【相棒】が好きな息子は、《死ぬ》という事よりも、《遺体》となった自分をいろいろ想像しているよう。
突っ込みどころあるけれど、息子が今生きてるって事が当たり前じゃないと言う事を思い出させてくれた一コマ。
子供達の今、
わたしの今、
夫の今、全部大事にしよ。