ポンコツでも丁寧に暮らせますか?

丁寧な暮らしをまだ諦めない、ガサツでポンコツな母ちゃんの日記

術後の経過と心の変化など。

おはようございます。ねぎです。

 

台風が近づき、仕事が休みになったので近況を少し書いてみる。

流産の手術から10日が経過した。まだ10日しか経ってないのか。もう、随分前の事のように感じる。それくらい、毎日が忙しかった。

 

手術した日のブログ↓

kanaxx.com

 

 

退院したその日の晩から下腹部に痛みを感じ始めた。入院中は全くといって良いほど痛みは無かったのに、気が緩んだからか、重い痛みが出てきた。痛みで夜中何度か起きたけれど、そこまで強くなく、痛み止めも飲まずに済んだ。

 

退院して2日目。出血が始まり、下腹部は激痛。朝、ベットから起き上がれない、というか、横になると痛むので座ったまま動けない状態。何かを強く握っていないと耐えられない程の激痛だったため、痛み止めを一日3回飲んだ。腸が動くたびに、子宮に刺すような痛みが走る。髪の毛が逆立ってるんじゃないかと思うほど、毛根あたりの神経までを使って痛みに耐えた。これは、10年以上前、生理痛がとてもきつかった頃の痛みと同じだ。一応、病院に電話したけれど、救急対応の総合病院のため、医師には繋がらず、本人の判断で救急を受診しても良い、という感じ。受診はやめた。

 

起床時や食後、痛みに悶えること3日間、痛み止めを飲みながら出勤し、ようやく自然と痛みは引いていった。

 

痛みも出血も落ち着き、出勤し、家事をし、一週間が過ぎた頃、まるで何事も無かったかのように日常が戻っている現実に、急に気持ちが大きく揺れた。

 

職場でも、家庭でも。

 

余りに、何事もなく進んでいく日々に、私は本当に流産したのだろうか、はたして妊娠していたのだろうか、と思ってしまう。流産が分かってから退院までの1週間が、世の中からすっぽり抜けてしまったような感覚だ。まるで無かったことのように。

 

日常生活を送る中で、その感覚は必要で、周りに余計な心配を掛ける事なく、自分自身もその事を深く考えずに済む。

 

だけど、何事も無かったなんてことはなく、私は確かに妊娠していたし、それを心から喜び、赤ちゃんとの生活に胸を膨らませた日々があったわけで。そして、それを失った悲しみで泣いた日々が確かにあったのだ。

 

その事をふと思い出しては、はらはらと涙を流してしまっている。何の涙なのか、自分でもわからない。ただ、私は赤ちゃんが一瞬でも来てくれて、嬉しかった。

 

もちろん、夫にこのことは伝えている。

夫は、こうなることを想定していたようだ。

 

さて、ねぎよ。

引っ越しでやること死ぬほど多いんだぞ〜!

さぁ、泣いたり笑ったりしながら進むぞ〜!

 

 

しんみりするようなブログが続いてごめんなさいね。

 

 

台風、お気をつけください。