ポンコツでも丁寧に暮らせますか?

丁寧な暮らしをまだ諦めない、ガサツでポンコツな母ちゃんの日記

月桃の花の活用方法

お久しぶりです。ねぎです。

3月4月は忙しいく、なかなかブログを書けない日々でした。

そうしている間に、沖縄ではうりずんの季節。
(あ、ねぎは沖縄在住です。)


うりずんとは、
冬の終わりから梅雨前までの、植物が潤い芽吹く季節の事を言います。
語源は「潤い始め」だとか。

10月まで続く本格的な暑さが来る前の、とても短い心地よい季節。
大好きな季節です。



とくに、うりずんを感じさせる植物が、月桃です。

バタバタと過ごしているうちに、我が家の周りの月桃も見事に咲き乱れています。

月桃といえば、カーサームーチー(鬼餅)に使われるくらいしか知らなかったのですが、
殺菌、消毒効果やリラックス効果があるそう。

こんなに咲き乱れててるのだから、暮らしに活かせるのでは?
今回は、私がやっている月桃の使い方をご紹介します。

■空間の浄化

ひょんな事から月桃の蒸留水を頂き、そちらを霧吹きに入れて、部屋の掃除に使用しています。
シュッと一吹きしたあと、床拭きすると、月桃の香りで空気がとても浄化されるのを実感できます。

蒸留水でなくても、下記で紹介する月桃茶でも同じような効果が得られると思うので、気になる方はぜひお試しを。

月桃の花を使ったチンキ

月桃の花と、こちらも庭に生えていたヨモギを綺麗に洗って拭いた後、ホワイトリカーをひたひたになるまで注ぎ、植物の成分がアルコールに染み出るまで約1か月放置。

出来あがったチンキは、月桃ヨモギの葉を取り出し、庭にペイッと捨てる。
成分が抽出されたアルコールを精製水で希釈して、かぶれ等の軽い肌トラブルに吹きかけて使っています。
私は月経中のデリケートゾーンにも使っています。

月桃


月桃の花が終わり、茶色い実が割れて種が見える頃に収穫。
その身を2,3個カップに入れて熱湯を注げば簡単に月桃茶が出来ます。
市販の月桃茶を飲んだことはありませんが、父が月桃の葉を煮出して作る月桃茶と同じ味になりました。

朝、ゆっくり飲むと気持ちがリラックス出来ます。( もちろん夜でもお勧め!)


以上、私が生活に取り入れ入れている月桃の使い方でした。
まだ、花がき乱れているので、今年はシロップ等にも使ってみようかと思っています。


最後まで読んでくれてありがとうございます。
                         ねぎ





他人の前で号泣した話。②

こんにちは。

ねぎです。


前回のブログ↓から時間が経ってしまいました。


kanakanakanax.hatenablog.com



今回のタイトルに「②」とあるように、号泣した話には続きがありまして。。。


当時、高校生の妹と二人暮らしをしていたんです。

私が通った高校は、実家から通える距離では無く、寮も無かったため、同じ高校に進学してきた妹と二人暮らしをしていました。

妹は大学入試を控える受験生。


このまま泣いていたら、寝ている妹を起こしてしまう!
(いや、いつまで泣いてんだ。)


そう思ったねぎは、バタバタと家に入るなり、寝ている妹を跨いでベランダへ直行。


そしてベランダで泣きながら、実家の母に電話を掛けたのであります。

(最近になって当時の話を妹としたのだけど、寝ていたと思っていた妹は、私の泣き声で起きたらしい。「え、姉泣いてる…?いや、明日は学校だ。明日は学校だ。よし寝よ。」という心境だったそう。薄情!)




翌朝、学校へ行こうとしたら、玄関のドアに何か掛けられている。


パイの詰め合わせ。。?




え?誰?怖い!!!


よく見ると、ポストカードが入っている。


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送り主は、隣の部屋の20代のお兄さん!
名前は知っていたけれど、顔もほとんど覚えてない隣のお兄さん。

昨夜の異常な私の泣き声を聞いて、きっと大失恋でもしたのだろうと、気にかけてくれたのだ。


お兄さん、ごめんなさい。
駐車違反で怒られただけなんです。


12個も入った立派なパイの詰め合わせを前に、ねぎは恥ずかしさで卒倒寸前であった。





「402 〇〇さんへ  実は駐車違反で怒られただけなんです。」


田舎臭い19歳は、心配かけてしまった事への謝罪とパイのお礼を素直に手紙に書いた。


それに対する返事のポストカードが来て、お兄さんとの手紙のやりとりは、その後、妹が大学合格し、引っ越すまで続いたのである。


・・・
自分の体験談だけど、めちゃくちゃいい話じゃない!!!


その手紙達は今でも大事に取ってあります。



お兄さん、元気にしていると良いなぁ。




読んでくれてありがとうございます。    
                ねぎ





他人の前で号泣した話①。(感動なし)

こんにちは、ねぎです。

もうずっと昔の、人生で初めてアルバイトした時の話。

 

菜食ブッフェのホールスタッフとして、半年程働かせて貰った。

求人情報の見方もままならない、18歳の私は、そこで色んな経験をさせて貰った。

 

週休2日】を『週2日の出勤』と思い込み(なぜ)、シフト表を渡された時の衝撃を忘れない。

 

電話の聞き取り間違いで、料理長を何度不安にさせたことか。

レジが壊れそうになったので、ねぎはレジしなくてもよい、と言うルールも出来た。

そんな日々だったけれど、人には恵まれ、19歳という若さと、稀にみる田舎臭さで、おじちゃんおばちゃんに可愛がって貰った記憶がある。

 

仕事にも慣れてきた頃、普段と違う駐車スペースに車を停めて出勤。それが間違いだった。

 

閉店後の23時を回って、チーフ(おっさん)とお店の戸締りをして退勤。

 

暗い駐車場に向かうと、私の車に対して直角に黒のセダンが停まっている。これは、車を出せない。

「…え?」

自分の車を見ると、

『ここに電話しろ!080-●●●●』と書かれた張り紙が。どうやらねぎは駐車違反をしたらしい。

 

やだ!!!!怖い!!!

絶対、電話かけたくない!!!けど、帰れない!!!

 

 

急いで先ほど分かれたチーフ(おっさん)を呼びに走る、ねぎ19歳。走れねぎ!

 

別の駐車場に停めた車で帰ろうとしていたチーフ(おっさん)は、私の話を聞くいやいなや、「俺は帰るから、下の居酒屋(系列店)の店長呼んでくれ!お疲れ~♪」チーフ去る。

 

薄情!!!

 

下の居酒屋入ったことないし、スタッフも一人も知らないけど、そんなこと言ってられない。

申し訳なさそうに居酒屋のドアを開け、活きのいい「らっしゃいませ!!!」で迎えられるねぎ。自己紹介して事情を話すと、威勢のいい店長と若い男のスタッフが駐車場まで一緒に来てくれた。

 

男二人をバックにつけた田舎臭い19歳は、ようやく、先ほどの張り紙の電話番号に掛けてみる。

「今から行く。」と男の人の声。

 

やだ!!!怖い!!!

 

すると、暗がりの中からチンピラの恰好をした男性が風を切って歩いてきた。

 

震えるねぎ。

 

「どこの?ここ、うちの駐車場なんで、困るんだけど。」

 

ひたすら謝るも、恐怖で泣き出すねぎ。

「しゅ、しゅいませんれしたぁあ!泣」

 

居酒屋の店長たちも一緒に頭を下げてくれ、無事にチンピラの男は黒のセダンで去った。

 

男を見送った直後、

「お前泣きすぎだろ!笑」

と、居酒屋の店長に突っ込まれるも、鼻水嗚咽が止まらない。

 

そして、その鼻水嗚咽が続くまま一礼して、泣きながら運転して帰宅。

そして、夜中に実家の母に電話するねぎ。

 

 

翌日出勤すると、ちょっと意地悪な先輩に、

「お前、大泣きしたってなぁ!!!爆」

 

見事にスタッフ全員の笑いのネタになっていたのである。

 

店長め!

 

 

読んでくれてありがとうございます。

                 ねぎ


6歳の的確な指摘。

 

 

 

 

 

娘がトランプのルールを覚えた。

 

少し前までは、子供に合わせる遊びがほとんどだったのが、すごろくに始まり、トランプ、スケボー、UNO、将棋などが出来るようになってくると、こっちも一緒に楽しめるから嬉しい。

 

そして、一緒に出来る遊びが増えていくごとに成長を感じる!

と共に、自分の老いも感じるのだけど。

 

特にトランプでの神経衰弱では、子供たちの強靭な記憶力によって、私は常に完敗である。いや、圧倒的な完敗である。

 

8歳の息子は尋常じゃない記憶力の持ち主のため、めちゃくちゃ強い。

その遺伝子を息子に与えた夫も、めちゃくちゃ強い。

6歳の娘は若い脳ミソと強運の持ち主であるため、強い。

 

もはや、私にとって神経衰弱は罰ゲームである。

 

先日、いつものように皆で神経衰弱をしていると、夫のターンの時に前のめりの娘がトランプをめくってしまった。

 

「だから、まだだってば!」

という夫。ちょっと強めの言い方に、娘の反応が気になったのだが、間髪入れずに、

 

「『だから』って言うけどさ!一回しか言われてないんですけど!!!」

 

と、返す娘。強っ!

 

 

確かに。いや、ほんとそうだわ。

 

 

『だから』は、何度か言った後で使うべきだ。

 

 

すると、それを聞いた息子も、

「わかる~。そう言う人、結構いるんだよね~。」

 

 

あなたも思っていたのね!(笑

 

 

大人の発言に対して、子供たちはこんなモヤっとを感じながら、

生きてるんだな~。つまらない大人でごめんよ!(笑

 

読んでくれてありがとうございます。

                ねぎ

 

 

 

 

 

くたばれと言う勿れ

 

 

突然ですけど、言われたことあります?

「くたばれ。」

 

人が人に言っているのすら聞いたことなかたんですけど。

何なら、アニメや漫画の中の台詞だと思ってたんですけど。

 

先日、言われてしまったんですね!

 

プロフィールにもあるように、「考えてないのに、考えているようにみえる」というのが私でございまして。非常に楽観的で、感覚重視で、何とかなる精神で生きているため、人に驚かれる(ドン引きともいう)失敗談が多いのも自覚してます。

 

ところが、そんな私と生涯を共にしようと決めた勇気ある夫は、超絶現実主義で、超絶熟考するタイプで、超絶ちゃんとしたい野郎、なんです。その場の様々な状況を考えて、皆を上手に笑わせてまとめる力があり、常に最善を模索してそれに向かって尽くせるタイプです。ちょっと褒めすぎか。

 

そんな正反対の二人が一緒になってるもんだから、お互いにストレスを感じることも多いわけです。ちゃんとしたい夫に、重箱の隅を突くような指摘をされて、私は、うっせーわ!ってなってるし、記憶力が著しく低いくせに感覚でしか覚えない私に、同じ説明を何度もしなければいけない夫は、ええ加減にしろよ!となってます。

 

そんな日常なんですけども、年が明けてから私のポンコツぶりに加速がかかり(老い?老いなの?)、一日に何度もやらかす日々。

 

ついに、くたばれ!と言われてしまいました。(爆

 

日常生活で聞いたことない衝撃の台詞に、

思わず吹き出す私。爆笑。

 

それを見て、思わず笑う夫。

 

くたばれ!って、

死ーねー!って意味ですよね。

 

生きる!!!と返しました。

 

こんな感じですけど、夫婦仲は円満です。

今のところは。

 

 ちなみに、ミステリと言う勿れのドラマは観たことありません。

 

 

 

読んでくれてありがとうございます!

 

                 ねぎ



#家族の話 #くたばれ

革命って何?

近頃、ドライブのBGMは、夫の影響でandymoriを良く聴いている。
2014年に解散したバンド、らしい。

何となく聞き流していたけど、ある日、急に歌詞が耳に入り始めてから一気に魅了された。

一曲一曲が短く、テンポ良く1枚があっという間に終わる『革命』というアルバムを、ずっとリピート再生で聴いている。

andymori.com


1曲目の【革命】は、アップテンポで、気持ち良い疾走感のまま2分弱で曲が終わる。
子供達も歌詞を覚えて、一緒によく唄っている。
www.youtube.com


あぁ、良いなぁ。


いつものように、口ずさみながら運転していると、「革命ってなに?」と息子に訊かれた。

この質問はくるだろうと分かっていたのに、答えを用意してない。

「チェ・ゲ…いや、ちょっと待ってよ。」

革命家の名前を引っ込めて、足りない頭で言葉を必死に探しまくる。


「革命っていうのは~、今の世の中に何か不満があって~、それを大きく変えようと勇気をもって行動すること。…かな?」



う~ん、微妙!


息子は腑に落ちない感じだったけれど、これ以上訊いたら私が困ると思ったのか、「ふ~ん。」で終わってくれた。



後から夫にこの話をすると、「違うだろ。」と一蹴。
そこで、Wikipedia先生を訪ねることにした。(はよせい。)

【革命(かくめい、(英: revolution)は、権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われること。】(Wikipedia参照)


短期間がキーワードか。知らなかった!
そして子供への説明むずっ!


まず、抜本的ってどう説明する?

【抜本的】とは、根元に立ち戻って是正する、って意味らしい。
根本を抜くってことなのね!知らなかった!



子供の質問一つで、自分の知識も深まっていきますね。
自分の無知さに驚かされます。



それにしても、解散したのが悔やまれるバンドだandymori





私のバラ

6歳になった娘が、少し前から「〇〇(自分)はバラが好きだ。」と言うようになった。


家の裏に、ばぁばが育ててくれたピンクのバラがあるのだが、それを見ているからなのか、プリンセスとバラの組み合わせをよく見るからなのか、「私はバラが好き。」と言う。


綺麗だけれど、棘があるから危ないし、近寄りにくい感じがするため、私はそんなに好きでない。なので、娘の言葉をなんとなく聞き流していた。


すると、次は、「お年玉でバラの苗を買う!」と言い出した。

確か、娘の財布には1000円札が一枚残っている。(残りのお年玉は銀行へ貯金済み)

バラの苗を買えるかどうか確認する娘に、「ばぁちゃんのバラを切って挿し木出来るよ?わざわざ買わなくてもいいんじゃないい?」と言うと、


「ばぁちゃんのバラには、ばぁちゃんの気持ちが入っているの!私は自分のお金で自分だけのバラが欲しいの!バラの頭が他の事でいっぱいいになっちゃうから。バラの中に自分だけがいいの。」


なんだそれ!!!

なんか星の王子様みたいじゃないか!!!

大人の私には失われてしいまった感覚なのか、元々持っていない感覚なのか、とにかく娘のバラに対する想いに激しく感動した私はすぐ苗を買いに行くことにした。



娘の言葉が頭から離れず、思い返してみると、私も子供の頃は【私だけの特別な何か】を持っていることを誇りに思っていた。う~ん、具体的に何だったかは思い出せないけれど、その感覚は確かにあった。大人になり、母になり、自分だけの特別な何かを求める事はいつの間にか無くなっていたように感じる。



娘は地元の園芸屋さんで、298円のピンクのバラの苗を買った。

目に留まった150円の多肉植物も追加で買っていた。


翌日、全部自分でやる!と、植え替え作業も自分でやった娘。

綺麗に咲くかなぁとニコニコして幸せそうな姿を見て、子供にまた大切な事を教えてもらったなと思う母なのでした。

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自分だけの特別な何か、持ってますか?



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。