ポンコツでも丁寧に暮らせますか?

丁寧な暮らしをまだ諦めない、ガサツでポンコツな母ちゃんの手作りおやつ記録と雑記

鈍感力

今年は、ずっと触っていなかったブログを再開して、頭や心の中のあれこれを記録することを楽しみたいと思う。改めて、宜しくお願い致します。アラフォー女のねぎです。

 

さて、生まれ育った故郷を離れて早1年半。

 

先日、初めて帰省した。しかも、夫子供を置いて一人で。なんと身軽で自由なんだろう!その解放感を噛みしめながら、家族との束の間の時間を楽しんできた。


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まだ幼い子供たちを育てている妹弟達とは、ゆっくり話す時間は思ったよりも少なかったけれど、妹との会話で自分に対する気づきがあった。

 

「真ん中の娘が上の娘に対して暴言を吐いたりするのを叱っているんだけど、ハッとしたことがあってさ。」と、三姉妹の子育て真っ最中の妹。

 

「私も子供の頃、ねぎ(私の事)に対して、暴言吐いたり、めちゃくちゃ文句言ったりしていた事を思い出して、その事がすごく気になってきて。もしかして、ねぎの心の何処かにその事が残ってないかなって…」

 

妹の突然の告白に、

え!?そうなの!?私、文句言われてたの!?

とんでもない衝撃を受ける私。

文句言われていたなんて、姉は初耳である。

 

「そう。結構、言ってたわけ。ねぎの前で。ねぎをディスった替え歌を歌ったり、他にも馬鹿にしたような事を沢山言ってたわけ。それを思い出して、この前、お母さんに言ったんだよね。ねぎ、気にしてないかなって。」

 

そうなのか。私、そんなに文句言われてたのか!

 

「そしたら、お母さんがさ、『大丈夫よ!ねぎは気づいてないから!』って言っててさ。」

 

おい、お母さん!!!全くもってその通りたけど、何か悔しい。

 

妹が気にしていた事を、こちらが謝りたいくらい、私自身は本当にその事実を覚えて無くて。(気づいて無くて?)二人で大笑いしたという話。

 

 

 

そして、振り返ってみると、私はかなりの鈍感タイプなのかもしれないと気づいた。

 

噂話はいつもワンテンポ遅れているようだし、誰と誰がいい感じの仲だとか、何となく皆が察している事も後から聞かされて初めて知ることになる。そして、その度に衝撃を受けている。

 

問題なく楽しく過ごせてるつもりでいた新しい職場でも、「ねぎさん、そっちのライン大丈夫なん?あの二人バッチバチやで。どっちにつくんやろって、周りも言っとったで。」と、他のラインの方から私が心配されている事を知った。もちろん、一緒に働いているその二人がバッチバチの仲だとは全く知らなかったので、毎度のことながら、その事実に驚き、軽く人間不信になり、自分に対して、どうしてそんなに気づかないんだ!と不安になった。まぁ、その事実を知ったからといって、別に私の態度が変わるということもないのだけど。

 

そんな訳で、周りで起こっている事にどうやら私は鈍感であるから、『私は対人関係に恵まれているなぁ』といつも勘違いしているのである。いや、これはもはや能力なのかもしれない。と言うことで、鈍感力という能力を私は持っている!と前向きに捉えることにした。

 

しかし、注意したいのが、【自分が他人に対してした事に鈍感であってはならない。】ということ。こればかりは、本当に気をつけたいと思う今日この頃。

 

 

本があるんだ!いつか、こちらも読んでみようかな。